十二国記『白銀の墟 玄の月』刊行記念プレゼントキャンペーンの短編1話が配信✨
12月12日は「十二国記」の日! 皆様、大変長らくお待たせしました。『白銀の墟 玄の月』刊行時の「一話が先に読める」プレゼントキャンペーンに昨年ご応募いただいた皆様が登録されたメールアドレスへ、本日正午よりご案内のメールを差し上げました。ご確認をお願いします。 pic.twitter.com/qyKe8vtb75
— 小野不由美「十二国記」/新潮社公式 (@12koku_shincho) December 12, 2020
新潮社「十二国記」新作刊行記念《全員プレゼント》一話のプレゼントのご案内
という件名のメールで、十二国記の新作短編1話が配信されました!
十二国記『白銀の墟 玄の月』第四巻の帯についていたQRコードから刊行記念キャンペーンに応募すると、2020年発売予定の短編集の刊行に先立って1話分を読めるというプレゼントキャンペーンのものです。
早速アクセスして読みましたが、『白銀の墟 玄の月』の最終局面、鴻基から驍宗、泰麒、李斎らが脱出した直後からの物語となっています。
まさに「そこが読みたかったんだよーーー!!!」という部分が盛り沢山に描かれていて、『幽冥の岸』というタイトルと併せて色々と感慨に耽る短編です。
俗な言い方になりますが、戴と泰麒に思い入れがある者としては最初から最後まで大変おいしい短編でした。どこをとっても読みたかったことが描かれている感...ほんとありがとうございますという気持ち。
個人的に一番強く納得したのは、⚠︎ある目的のため(バレ回避でぼかします)黄海に行くという泰麒の決心です、これはまさに『白銀の墟 玄の月』を経ての泰麒だと思いました。
(あーーーやっぱり十二国記の感想&考察ブログ作りたい。十二国記は腐の目線では読んでないのでこのブログには書けない...)
『白銀の墟 玄の月』が首尾一貫して戴国の史実となる歴史の歩みを追う視点で描かれた小説だったのに対し、この短編は泰麒を中心に登場人物の情意的な側面に迫った小説となっているので、あえて『白銀の〜』の本編には入れなかったのだろうと思います。
プレゼントキャンペーンのアクセス期限
プレゼントページへのアクセス期限は2021年6月11日(金)17:30迄ですので、応募した方はお忘れなきようお気をつけ下さい。
また今回のキャンペーンに応募していない方も、配信された1話を含む短編集の発売は決定している(発売日は不明)ので、ご安心を。
では、また!
浅葱 拝